筆跡鑑定・印影鑑定 handwriting / stamp
筆跡鑑定・印影鑑定とは
筆跡鑑定と印影鑑定は、文書や印鑑の真贋を検証するための専門的な技術であり、法的文書や契約の信頼性を確保する上で極めて重要な役割を果たしています。
各種契約書、養子縁組届、遺言状など各種書面に書かれている文字、署名及び印影等の真偽を鑑定します。
筆跡鑑定とは、複数の筆跡を比較し、それを書いた筆者が同一人であるか別人であるかを識別するものです。筆跡は、個人の癖や特徴が反映されるため、筆跡鑑定は、本人特定や被疑者の割り出しに有効な手段として用いられています。
印影鑑定とは、押印された印影が同一か否かを鑑定するものです。印影が同一であれば、同一の印章で押印されていることがわかり、異なるのであれば押印されている印章が別のものであるということになります。
これらの鑑定は、個人や法人にとって貴重な資産や権利を保護し、詐欺行為や不正行為を防ぐのに貢献しています。
鑑定の種類
鑑定には所見書、意見書、鑑定書の種類があります。
所見書
準備書面として提出します。鑑定書の結果部分を抜粋したものになります。
意見書
証拠として提出します。相手方提出の鑑定書、意見書に対する反論書を含みます。
鑑定書
証拠として提出します。基本的に精密鑑定書を作成します。
筆跡鑑定の目的
筆跡鑑定の主な目的は、以下の3点とされてます。
- 詐欺の防止
- 証拠の確保
- 法的文書の信頼性
偽造署名や不正な文書が検出され、詐欺者が摘発できるため、詐欺行為を防ぐのに役立ちます。犯罪捜査においては、手書きのメモや署名が証拠として重要です。筆跡鑑定によって、証拠の真偽を確認し、犯罪者を特定するのに役立ちます。
また、契約や法的文書においては、正当な署名が必要です。筆跡鑑定によって、署名が本人によるものであることが確認され、文書の信頼性が確保されます。
印影鑑定の目的
印影鑑定は文書や契約における真贋の確認や法的証拠の提供、詐欺の防止など多くの重要な目的に役立つ専門的な技術です。
印影鑑定は、主に以下の目的の基に行われます。
詐欺の防止
印影鑑定は、詐欺行為を防ぐのに役立ちます。偽造された印鑑や不正に使用される印鑑が検出され、法的手続きや契約における詐欺行為が防止されるのです。
例えば、不正に印鑑を使用して署名された文書が印影鑑定にかけられると、真贋が確認され、詐欺者を特定する一助となります。
証拠の確保
法的文書においては、正しい印鑑の使用が必要です。証拠の確保は、印鑑が文書に正規に押印されたことを示し、文書の信頼性を高めます。
これにより、契約違反などの予防に寄与します。特に重要な契約や法的文書においては、印影鑑定が信頼性を担保する役割を果たします。
印鑑登録証明書の取り扱い
印鑑登録証明書は、印鑑所有者が本人であることを証明するための貴重な文書です。この証明書を適切に取り扱うことは、印鑑の正当性を保つために極めて重要といえます。
印鑑登録証明書は、印鑑の本人確認に利用され、印鑑が正当に使用されていることを確認する際に不可欠です。したがって、印鑑登録証明書が不正に使用されないよう、慎重に保管され、他者に渡す際には注意が必要です。印鑑の安全な使用と法的信頼性を保つために、この文書は欠かせないものです。
筆跡鑑定と印影鑑定は、詐欺や不正行為の防止、法的文書の信頼性の確保、証拠の確保において不可欠な技術です。
筆跡鑑定・印影鑑定の手法
当社では文書鑑定を「筆跡鑑定」「印影鑑定」「指印鑑定」「画像鑑定」「筆跡心理鑑定」の5つに分類し、自社開発した赤外、紫外、可視光線ビデオマイクロスコープを用いて精密鑑定を実施しています。
筆跡は、筆者固有の骨格や筋肉、視覚などの要因が織りなす全身運動の軌跡であり、紙面の文字は、運動の一部が平面痕跡として残留記録(可視化)されたにすぎません。
精密鑑定における筆跡は、筆圧をともなう運筆によって物理的に横(x軸)縦(y軸)高さ(z軸)をもって形成された立体構造物として観察します。
その他、印影(印章)、指印、画像の鑑定では物理的な動作性質(力学的性質)、インクや朱肉の光学的、化学的性質について解析し、筆者心理については、筆致や文書文書様式について、科学的、統計的手法での観察により真偽を解明します。
鑑定結果を平易な表現と検査工程を開示した公平かつ客観的な鑑定書、意見書に記述します。
これらの鑑定は、個人や法人の資産と権利を保護し、社会の信頼性を高める重要な役割を果たしています。しかし、鑑定を行う際には、専門知識と科学的手法が必要であり、信頼性の高い結果を得るためには、熟練した鑑定者の協力が欠かせません。
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