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盗聴器が仕掛けられている?自分で出来る盗聴器の見つけ方4選

知らないうちに自分の声や行動の様子を誰かにこっそり聞かれているとしたら、気持ち悪いし恐怖を感じます。
もしかしたら誰かに聞かれているかも…と不安がある時に自分で調べて見つける事はできないか?と思う人もいるでしょう。
専門の業者に依頼する前に自分で調べられればそれで解決するかもしれません。ここでは盗聴器が仕掛けられているかを判断するポイントと、自分で盗聴器を見つける方法について紹介していきます。

聞かれてるかも…?盗聴器が仕掛けられている兆候

盗聴器が仕掛けられているかも?と感じるきっかけはさまざまです。どのような出来事から盗聴器が仕掛けられている可能性があると判断する事ができるでしょうか?
あなたに下記のような経験があれば、盗聴器が仕掛けられている可能性がありますので注意しましょう。

  • いたずら電話や無言電話がある
  • プライベートな事が知られている
  • 見覚えのない物が家の中にある
  • 家の中の物が移動している
  • 家の近くに怪しい車が長時間停まっていることがある

また、聞いたことがあるかもしれませんが、盗聴器が仕掛けられていると、家電に影響が出る事もあります。

  • 固定電話やテレビにノイズが入る
  • ラジオに雑音が入る

これらの現象が見られるとしたら、家のどこかに盗聴器が隠されているかもしれません。この記事でも紹介していく、自分で盗聴器を探す方法を試してみてください。

いつ盗聴の被害者になるかわからない

盗聴器は年間何万台という数が購入されています。という事はそれだけの数の盗聴器がどこかで作動し盗聴されている可能性があるという事です。その対象が自分になっていたとしても何ら不思議はありません。
盗聴器発見を専門とする業者が存在しその需要がある事からも、盗聴の被害を受ける可能性はいつでも誰でもあるのです。

盗聴器には様々な種類があり、一度設置すれば半永久的に利用できる物もあります。
そうすると、たとえば自分が引っ越した先に元々盗聴器が仕掛けられていたとして、前の住人の盗聴をするために仕掛けられたものだったのに自分が対象者として引き継がれてしまう可能性もあるという事です。
全く関係ないと思っていても、いつその対象になってしまうかわからないのです。

盗聴器を見つけるにはまず盗聴器の特徴を知る

盗聴器を見つけるためには、まず盗聴器がどのような物であるか知っておく必要があります。知らなければたとえ目に入っていたとしてもそれが盗聴器だと認識できずに発見する事はできないでしょう。
盗聴を仕掛ける側ではないので機能や性能について詳しく理解までする必要はありませんが、色々なタイプがある事を知っておくと良いでしょう。

盗聴器の種類

盗聴器は色・形・種類・機能・特徴もさまざまで、大きさはもとより、一見盗聴器とわからない物も多くあります。
どのような盗聴器があるのか見てみましょう。

有線式、無線式

まず、盗聴器は無線式と有線式があり、流通している物の多くが無線式です。
録音機やマイクを設置して盗聴しますが、その仕組みはシンプルで、スマホや専用受信器などと発信機となるマイクがあれば盗聴器になります。音声をマイクで受け取り、電波で飛ばし受信器で受信して聞く。それだけで盗聴はできます。
この受信機とマイクがコードで繋がっているものが有線式、コードではなく電波の送受信で行うものが無線式です。
有線式の盗聴器では壁やドアに伝わる振動を聴診器のようなマイクで増幅して音声を拾い盗聴するコンクリートマイクなどがありますが、電波を利用しない盗聴の方法は発見が難しくなります。

アナログ式、デジタル式

一番多く普及しているともいえるのがアナログ式盗聴器で、その名のごとくアナログ波を発信するタイプの盗聴器です。アナログ式の盗聴器は数10~数100メートルほどの狭い範囲でしか盗聴した音声を聞くことができません。
このタイプの盗聴器の発見は比較的難しくありませんが、種類によっては発見が困難な物もあります。

一方デジタル式盗聴器の場合は携帯電話を改造し盗聴器に転用されることもあり、携帯の電波が届く範囲ならばどこからでも盗聴した音声を聞くことが可能になっています。
また、デジタル波は暗号化されており、調査には専用の特殊機材が必要になってきます。例え電波を検知する事に成功してもその内容まで確認する事が出来ず、盗聴電波か否かの判断ができません。

録音式

ボイスレコーダーのようなもので、見えないところなどに設置しておき、後から回収して録音した内容を聞くという盗聴の仕方です。設置して回収する作業があるので、わりと出入りの自由な身近な人が仕掛けている可能性があります。

リモコン式(ステルス盗聴器)

こちらも無線式の盗聴器ですが、盗聴器の電源ON/OFFを遠隔リモートで操作する事が可能になっているものです。常時電波が発信されているわけではないこのタイプの盗聴器は発見が難しいとされています。金額は比較的高額になりますが、盗聴器としては優れているため利用されることもあります。見つけるには強制的に電源をONにする専用機器を利用したりします。

盗聴器の電源の種類による特徴

電池式(バッテリー式)

内蔵された電源を使って作動するため、設置場所を選びません。
その代わり充電や電池交換をしないと2.3日~1週間程度で使用できなくなってしまい、これ以上長持ちさせるには電源を大型化させることになるので盗聴器として目立ってします。

電源接続式

電池切れや充電切れ問題を解決するのが、この電源接続式です。
AC電源から直接電気を確保する事でこのタイプの盗聴器は半永久的に稼働する事が可能になります。
よく知られているコンセント型の盗聴器はこのようにして生まれた物でもあります。

盗聴器が仕掛けられやすい場所

盗聴器が仕掛けられやすい場所には特徴があります。
それは

  • なかなか触れられない所
  • そこにあっても違和感のない物
  • 電源が取れるところ

などです。

具体的にどのような場所か見てみましょう。

なかなか触れられない所

普段から触る事の無い場所なら、そもそも見つかる可能性は低いです。たとえば
天井裏やコンセントの中、電話機本体の中など、分解しなければ見えないようなところに隠されている事もあります。
ほかにも…

  • ぬいぐるみの中
  • 照明の中
  • 家具の裏や引き出しの奥
  • 換気扇の中
  • ブレーカーの中

そこにあっても違和感のない物

目に見えない範囲が見つかりにくいですが、目に見えていてもそれが盗聴器だと気づかない事もあります。最近は盗聴器そのものが生活雑貨に擬態されているものも色々あり、パソコンのマウス型や火災報知器型など、いつでも視界には入っているけれども、それが盗聴器だと気づかないというケースもあります。
ほかにも…

  • USBメモリ
  • リモコン
  • 置時計、壁掛け時計
  • 電卓
  • ボールペン

こういった普段から利用する身近な物に擬態していたりカモフラージュされている事もあります。

電源が取れるところ

電池式とは異なり電源接続式の場合は電源に接続できる場所に設置する必要があります。
設置する場所は限られていますが、設置さえすれば半永久的に傍受する事が可能なため、賃貸住宅で設置されたままになっている事もあります。
コンセントの中に設置され半永久的に電源供給を受けながら作動している物や固定電話のモジュラーコネクタに擬態している事もあります。

盗聴器の仕掛けられやすい場所は室内だけに限らず、車内でも同じように言えます。車のシートの裏側や車内に置いてあるぬいぐるみの中、ルームランプの中など、中古車で購入したのなら前の持ち主が仕掛けた可能性もあります。

自分でできる盗聴器の見つけ方4選

では、いよいよ本題です。盗聴器が仕掛けられていないか、実際に自分で探してみましょう。

  • 目視で見つける
  • FMラジオの電波を使って見つける
  • 市販の盗聴発見装置を使って見つける
  • 監視カメラを設置して見つける

これら4つの方法について詳しく解説していきます。

ちなみに、スマホの盗聴器発見アプリもあるようですが、アプリ単体で盗聴の電波を検知する事はできません。広帯域受信機と併用して調査を可能にするアプリはあるようですが、あまり期待できなそうなのでここでは他の方法を紹介します。

目視で見つける

一番手っ取り早く、今すぐにでも実行できる方法です。
先述した盗聴器が仕掛けられやすい場所に、「自分の物ではない物無いか」「見慣れない機器がないか」などよく見てみましょう。電源供給できる場所は盗聴器を仕掛ける場所として最適とも言えます。そのため電力を気にせず設置できるコンセント周りやパソコン周辺は特に注意深く見てみましょう。
最近の盗聴器は小型や擬態化で見つけづらくなっています。「見つけるぞ!」という気持ちで上から下から横から奥からひたすら探してください。

また、人からもらったプレゼントにも注意が必要です。初めから盗聴器が仕掛けられたものをプレゼントされており、気づかぬうちに部屋での音声を聞き取られている可能性もあります。

FMラジオの電波を使って見つける

アナログ式の盗聴器では電波を利用して盗聴しているという説明はしましたが、電波を利用するにも盗聴器によってさまざまな周波数が使われています。
その中に、VHF帯という30MHz〜300MHzの電波を発する盗聴器があり、FM放送の周波数帯である76.1MHz〜94.9MHz前後の周波数帯を利用している盗聴器ならば、FMラジオを使って見つける事が可能というわけです。

FMラジオを使って見つける方法を詳しくご紹介いたします。
まず必要な物として、
「FMがチューニングできるラジオ」
「音を鳴らし続けられる音源」
の2点です。
FMラジオがチューニングできるものは家電量販店でも1000円程度から購入する事が可能です。高価な物である必要はありませんので、こちらを用意してから探しいきましょう。

ラジオを使用して盗聴器を見つける方法

① 部屋を密閉し外部の音を遮断する
② 部屋で音源を流し続ける
③ ラジオを点けて、低い周波数からゆっくりチューニングを上げていく
④ ラジオから音源が聞こえてこないか確認する
⑤ ラジオから音が聞こえてきたとしたら、ラジオを持ったまま部屋を歩き、音のハウリングが生じる場所を特定する
⑥ ハウリングする場所があったらその場所で怪しい物を叩くなどして、盗聴器が仕掛けられている物を特定する。

この方法であればラジオの周波数と合っている盗聴器を特定する事が可能です。
ただし、盗聴器の特定ができたとしても、自分で盗聴器の処理をすることはやめておきましょう。
もし盗聴器がある事がわかったら、盗聴器の反応しない部屋や家の外などに出てから警察に連絡するようにして下さい。

市販の盗聴発見器を使う

盗聴発見器は市販されています。金額もそこまで高額ではなく数千円から手に入れる事も可能です。また、盗聴発見器のレンタルを行っている業者もありますので、何度も使う必要が無いのであればレンタルしてみてもいいかもしれません。
ラジオでは調べられない周波数の盗聴器を調べたい時は市販の盗聴発見器を利用する手もあります。

盗聴によく利用される周波数があります。UHF帯の「盗聴3波」の使用頻度が高いので、まずこの周波数を調べると良いでしょう。
さらにVHF帯の3波も合わせた「盗聴6波」がよく利用されます。もちろん他の周波数もあります。

【盗聴3波】 (UHF帯300MHz〜3000MHz)…398.605MHz、399.455MHz、399.030MHz
(VHF帯30MHz〜300MHz)…139.970MHz、140.000MHz、139.940MHz

→これら合わせて「盗聴6波」は盗聴で利用されやすいので調べておきたいところです。

監視カメラを設置する

電池型・充電式の盗聴器や録音型の盗聴器などは本体を回収して電池の交換や充電をしたり録音されたものを聞かなくてはいけません。ですので、設置したり回収したりという作業が必ず必要になってきます。
その様子を撮影しておけば、どこに設置されているかに加え、誰が仕掛けているのか犯人の特定までできます。

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盗聴器を探すときの注意点

自分で盗聴器を探すときに、注意しなければいけない点もあります。大きなトラブルに繋がる事もありますので、次の事に気を付けてください。

探している事に気づかれないようにする

盗聴器を発見しようとしている事に気づかれてしまうと、盗聴器が見つからないように部屋に突撃してくるなど大胆な行動に出てきて危険な目に遭ってしまう可能性があります。
盗聴器を探す際は、探している事に気づかれないように、普段の生活をしている様子を装いながら探すようにして下さい。

見つけても動じない

盗聴器が見つかったとき、びっくりしたり動揺したりして、つい騒いでしまう事があります。見つけた時も「あった!これだ!」「見つけた!」など見つかったことを口に出さないようにしましょう。
また、見つけた盗聴器に犯人の指紋など痕跡が残っている可能性がありますので触れるのもやめてください。

盗聴器発見の専門業者に依頼も検討

盗聴器を見つけたい時、一部の盗聴器は自分でも見つける事が可能です。
しかし有線式やステルス盗聴器など電波を使わない盗聴器の発見は、より高性能で特殊な発見器や、専門的な知識に基づいた調査が必要です。
自分で探して見つからなかったとしても調査できる範囲は限られていることから、安心するには少し気が早いでしょう。
もし盗聴されている可能性を感じるのなら、盗聴器発見調査を専門としている業者に依頼する方が安心です。

探偵に盗聴器発見を依頼するメリット

盗聴は身近な人からされている事も多い被害です。
もし相手がストーカーだとしたら、盗聴器を発見しただけでは被害は止められませんが、探偵に調査を依頼することによりそのままスムーズにストーカー調査に移行し、犯人を特定することも可能です。
盗聴器自体を見つける事も重要ですが、根本的な解決を図るには犯人特定まですることがベストでしょう。
盗聴からストーカー、空き巣などの犯罪に発展する事もありますので、盗聴の不安があるのなら早めに探偵へ相談する事をおすすめします。

まとめ

今回は盗聴器を見つける方法をご紹介しました。盗聴器は色々な種類があり、一見盗聴器とは思えない物も数多く存在しています。電波を使った簡単な見つけ方もありますが、それで全てがカバーできるわけではありません。
賃貸マンションに引っ越した時など、念のために盗聴器を探してみるのならとりあえず自分で見つける方法で探してみれば良いかもしれませんが、盗聴器が仕掛けられていそうな出来事があるのなら、プロの調査でハッキリさせておいた方が良いでしょう。

愛晃リサーチでは盗聴盗撮器発見調査のご依頼も承っております。安心した日々を過ごすために、どんな小さなお悩みでも愛晃リサーチへお気軽にご相談ください。不安を安心にするため誠心誠意向き合い、解決へのお手伝いをいたします。

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