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まさか夫が浮気!?その時妻はどうする?パターン別に紹介!

「まさかうちの旦那が浮気を!?」結婚した頃は想像もしていなかったパートナーの浮気。
もし、夫が浮気をしているとしたら、頭が混乱してどうすればいいのかパニックになってしまう方もいるでしょう。
今回は夫の浮気に対してどうするか「浮気が確定していない場合」「離婚したい場合」「慰謝料請求したい場合」など、さまざまなパターン別でご紹介していきたいと思います。

法律的に浮気となる基準とは?

まず、夫が浮気をしているかどうか判断する基準はなんでしょうか?「他の女性とキスをしていたら浮気」「他の女性と二人きりでデートしていたら浮気」など、浮気と判断する基準は人それぞれなのですが、法律的には『配偶者以外の異性と肉体関係がある』という事が夫婦間における浮気の一つの基準となっています。
そのため、浮気を理由に離婚や慰謝料請求など、法的な手続きをしたいと考えているならば浮気の証拠を入手する必要があります。

浮気しているかも?!浮気の確定が出来ていない場合

「夫が浮気しているかもしれない…」「夫が他の女性と異様に親しくしていた」など、夫の浮気を疑い不安な思いを抱えながら過ごしている方もいるでしょう。
夫を疑いながら過ごす日々はとても辛く、精神的にも疲弊し健康的な日常を送れなくなってしまっているかもしれません。
浮気の事実が判明した時も辛いものですが、夫の行動がどうも怪しく浮気を疑っている時も、非常に辛いものです。
浮気の事実が明確になっていない場合、まず本当のところはどうなのか、事実確認が必要です。事実確認と言っても、夫に直接聞いても真実を知る事は難しいため、「本人に聞く」以外の方法で調べる必要があります。

浮気の事実を知る方法と注意点

法律的にも浮気とされる肉体関係がある事を調べるのは大変です。どのような物から肉体関係があると判断できるか、例を挙げるとすれば
『肉体関係があったとわかる会話(音声やメッセージなど)』
『性行為中の動画や写真』
『ラブホテルへ出入りするところの映像』
これらであれば肉体関係があるとわかるでしょう。そして、法的にもこれらの証拠は有効です。
浮気の事実を知り、浮気の証拠を入手するために、「自分で浮気調査をする」「探偵に浮気調査を依頼する」という方法がありますが注意点もありますのでご紹介します。

自分で浮気の調査をする

自分で浮気の調査をする場合、一番注意してほしいのは夫や浮気相手に浮気調査をしている事が気づかれないようにしてほしいという事です。浮気調査をしている事を気づかれてしまうと、浮気の事実が隠蔽されたり、証拠が掴めなくなったり、信頼関係が失われて状況が悪化してしまうなど、「浮気調査なんてするんじゃなかった…」と後悔する事になりかねません。
また、やりすぎな調査により違法行為を侵してしまい、逆に訴えられる危険もあるので注意が必要です。
自分で浮気調査する方法について詳しくはコチラも参考に

探偵に浮気調査を依頼する

浮気の事実を知るのに一番適した方法は探偵に依頼する方法でしょう。ただし探偵に浮気調査を依頼する際に注意してほしいのは、探偵選びです。探偵選びを失敗してしまうと調査に見合わない高額請求をされてしまったり、低レベルな調査で対象者にバレてしまうなど、思わぬトラブルとなってしまう事があります。
そのため、探偵を選ぶ際にはきちんと届け出が出されている探偵事務所かどうかや、探偵サイトの口コミや利用者の声なども参考に慎重に選ぶようにしてください。
正しい探偵選びができれば、夫の浮気の事実が判明する日も近い事でしょう。また、探偵の調査で浮気が判明すれば、調査結果を報告書にまとめて作成してくれます。その調査報告書は裁判所に提出もできる確実な浮気の証拠になります。

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浮気の証拠が掴めるまで、してはいけない事

浮気の事実が判明したとしても、その確実な証拠が掴めるまでは夫や浮気相手に浮気を問い詰めたり慰謝料請求したりしないようにしましょう。
浮気の証拠が掴めていないのに浮気を白状させようとしても、大体は失敗に終わります。浮気を問い詰める際には、言い逃れできるような証拠ではなく、誰がどう見ても浮気しているだろうと推認できる確実な証拠を掴んでからにしましょう。
そして、確たる証拠が掴めるまでは平常心を保ち、疑っている事にも感づかれないようにしてください。

浮気が判明し、証拠もある場合

自分で調査をしたり探偵に依頼したりして、夫の浮気が完全にクロとわかり、確実な証拠も揃っているとしたら、今後どうしたいか?どうするべきか?を冷静に考えて、自分の意見を明確にしてから次の行動に移しましょう。
今回は夫の浮気でどうするか、よく選択される次の3パターンで流れを見ていきます。

  • 離婚したい
  • 浮気相手に慰謝料請求したい(離婚はしたくない)
  • 浮気を辞めさせ夫婦関係を続けたい

それぞれについて説明していきます。

離婚したい場合

「浮気した夫と今後続けていく事は無理!!離婚したい!」というパターンの流れから解説していきます。

1. 離婚の条件を考えておく

離婚の際には色々な決め事をしなければいけません。あらかじめ自分がどうしたいか次の内容について考えておきましょう。

  • 子供がいれば親権と養育費、面会などについて
  • 慰謝料請求する場合は慰謝料をいくら払ってもらいたいか
  • 財産分与
  • 年金分割
  • いつ離婚するか(子供が卒業のタイミングでなど)

2.夫婦で話し合いをする

離婚したいとしても、一方的に離婚を決められるわけではありません。
自分の考えをしっかりと持ったうえで、まず、夫と話し合う事が必要です。夫と二人きりで落ち着いて話し合いする事が難しそうであれば、仲の良い友人などに立ち会ってもらってもいいかもしれません。
話し合いで互いに離婚や慰謝料など合意できた場合には協議離婚が成立となり、慰謝料も払ってもらう事ができるでしょう。
もし「顔も見たくない!」「直接話なんかしたくない!」「夫が怒り出して何をしてくるかわからない」などの場合には夫婦だけでの話は避け、次に挙げる離婚調停を申し立て話し合いを進めましょう。

3.離婚調停を申し立てる

直接夫と話したくない場合や、話をしても平行線を辿るばかりで二人での話し合いでは解決に至らないであろうと言う場合は、裁判所に離婚調停を申し立て、第三者である調停委員を通して話し合いを進める事ができます。この離婚調停の中で慰謝料や財産分与などについても話し合っていく事が可能です。

離婚調停は一つの部屋に調停委員がいて、その部屋に自分と夫が交互に入り話し合いを進める事になり、自分の意見を言うのも相手の意見を聞くのも調停委員を通して行うことになります。
そのため、顔を合わせたくない場合や相手があまりにも理不尽な事を言ってくる際には仲裁人がいた方が都合良いでしょう。
離婚調停を申し立てる際は裁判所に申し立てる事になりますが必要な物は裁判所のホームページに記載されているので、そちらを用意して原則相手の住所地を管轄する家庭裁判所に申し立てます。ただし、申立人と相手方の合意により相手方の家庭裁判所で調停を行う事もできます。
夫婦の話し合いで離婚の合意ができない場合、すぐにでも裁判を起こして一刻も早く離婚したいと考える方もいるかもしれませんが、調停前置主義の観点から相手が行方不明で調停ができないなどではない限り、調停の段階を踏まずに離婚裁判を起こすことは原則できません。

4.離婚訴訟を起こす

離婚したいのに、夫婦間の協議でも調停でも合意できなかった場合、離婚訴訟を起こすことになります。裁判になった際には協議や調停の時とは異なり、離婚の原因となる浮気の立証が必要になります。そのため、浮気の証拠がなければ有利に裁判を進める事は出来ないでしょう。
日本では本人訴訟が認められているため、弁護士に依頼せずに裁判を行う事も可能ではありますが、裁判は答弁書の作成や口頭弁論など専門的な部分が非常に多く、素人が行うにはハードルが高いため、弁護士を代理人として争っていくのが一般的です。

浮気相手に慰謝料請求したい(離婚はしたくない)場合

浮気は許しがたい行為だけれども、生活や家族の事を考えると離婚はしたくないと考える人もいるでしょう。しかし、離婚しないとしても浮気された事実は変わらず、それに対する慰謝料請求はしたいと思うのは当然とも言えます。
離婚しない場合、夫に慰謝料請求をしても同じ家計内でのお金の動きになるので夫に慰謝料請求せずに浮気相手だけに慰謝料請求するというケースが見られます。ここでは離婚はしないつもりだけれど、浮気相手に慰謝料請求する場合の流れを見ていきます。

1.離婚届不受理申出を出しておく

浮気された妻は離婚したくないと言っているにも関わらず、浮気をした夫が離婚をしたいと言ってくるケースもあります。このような時には勝手に離婚届けを出される可能性もある為、役所に離婚不受理申出を提出しておくことをおすすめします。これを出しておくことにより、「勝手に離婚されていた」というトラブルを回避できます。

2.浮気相手に内容証明を送る

内容証明とは郵便局から出す郵送方法のひとつで、「こういった内容の郵便物がいつ誰から誰に確かに送られました」と公的に証明できる郵送の仕方です。慰謝料請求された者が、「そんなこと言われていない」「聞いていた金額と違う」「そのような郵便は届いていない」など、なんらかの言いがかりをしてくる可能性もあるため、浮気相手に慰謝料請求する際には普通郵便や電話などではなく、内容証明という形で請求するのが一般的です。内容証明は書式さえ守れば誰でも送る事ができます。文字数や文字列など規定に従い氏名や住所、日付や表題そして伝えたい内容等を記載したもので、全く同じものを3通用意します。この3通のうち一通は相手に送り、一通は郵便局で保管、そして自分でも一通所持しておく事になります。作成の仕方や詳しい送り方や送料は郵便局のサイトで確認できます。

3.簡易裁判所で慰謝料調停を申し立てる

浮気相手に慰謝料の支払いを求めても応じない場合、こちらも調停を起こすことができます。ただし浮気相手を相手方とする調停は、離婚調停など家庭裁判所で行う家事調停とは少し異なり、簡易裁判所で行う民事調停になります。浮気の慰謝料調停はあくまでも話し合いで和解や合意をする場
のため、「出席しなくても調停不成立になるだけ」と出てこない相手方もいるため、あまり多くは利用されません。
しかし、調停で話し合いが済めば弁護士に依頼せずに話がまとまるため、場合によっては利用する価値はあるでしょう。
また、離婚裁判の際には調停前置主義の観点からまず離婚調停をする必要がありますが、慰謝料請求の場合は調停をせず提訴することができるため、調停は行わずいきなり裁判をする事も多々あります。

4.慰謝料請求訴訟

慰謝料請求の際は調停をせずとも裁判を提起する事ができます。離婚訴訟と同じく、裁判となれば素人が行うには難易度が高いので、有利に進めるためにも弁護士に依頼するべきでしょう。
弁護士ならば浮気で受けた精神的苦痛に見合った高い慰謝料請求を勝ち取ってくれるはずです。

浮気を辞めさせ、夫婦関係を続ける場合

慰謝料請求の有無に限らず、夫婦関係を継続するためにはまず浮気を辞めさせ、二度と同じ過ちを犯さないようにしてもらわなければいけません。
そのためには夫や浮気相手に誓約書を一筆書かせると良いでしょう。
「二度と接触しない」「もう二度と浮気をしない」「浮気をしたらその責任をしっかりとり慰謝料も支払う」といった内容にしておくことで、浮気の抑止力にもなりますし、万が一の時の保険にもなります。

また、浮気を許して夫婦関係を継続する事は良いのですが、しばらく経ってから「やっぱり許せない…慰謝料請求したい」と思っても時効が成立している場合は慰謝料請求ができない可能性がありますので、慰謝料請求に関してはよく検討するべきです。慰謝料請求の時効は浮気の事実と浮気相手を知ってから原則3年です。

夫の浮気でどうするべきかわからない場合

夫の浮気は精神的に大きなダメージを受けます。
「子供もいるのに夫が浮気するなんて…どうすればいいのか、何も考えられない…」「浮気するなんて信じられない!もう何もかも嫌だ!」と自暴自棄になってしまう事もあるでしょう。
浮気の問題はデリケートな部分が多いため、友人に相談しづらく、一人で抱え込んでしまうケースがあります。そうすると余計にどうしたら良いのかわからず、手も足も出せない箱の中に閉じ込められたようになってしまう事があります。
「離婚したいけどその後の生活が心配」「慰謝料請求したいけど、離婚されないか不安」など、その後の人生を大きく変える出来事になり得ることですから、どうすればいいのか混乱してしまうのは当然です。
そのような時には、浮気問題を解決する専門家に相談してみてください。
弁護士や探偵は浮気問題を解決に導くプロフェッショナルです。多くの方の悩みに寄り添い解決に導いた経験から、あなたの悩みに対する解決方法を一緒に模索してくれます。
無料相談を行っている事務所もありますので、是非賢く利用してください。きっと夫の浮気問題解決の第一歩となる事でしょう。

まとめ

夫の浮気が怪しくなったら、ハッキリさせないと不安や心配で眠れないほど悩んでしまう事もあります。浮気しているか明確になっていない場合は、まず浮気の事実を確かめましょう。その際、浮気を疑っている事や調査している事に気づかれないように注意してください。
夫に浮気を問い詰めるには、浮気の確実な証拠を手に入れてからにしましょう。言い逃れされてしまえば慰謝料請求できなくなるなど、泣き寝入りすることになるかもしれません。
慰謝料請求や離婚、夫婦関係を継続するなど、どの道に進むとしても、浮気を認めさせる事が次に進むステップになりますので、浮気の証拠は重要です。
夫の浮気で今後どうすればいいのか全く考えられない…という方は、浮気問題の解決を専門としている弁護士や探偵の意見を参考にしてみるのも良いでしょう。
最終的にどうするかは自分で判断する事になりますが、今どうしたら良いか全くわからないという方は相談する事で自分の進むべき道が見えてくるかもしれません。

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