結婚を考えているパートナーを100%信用できますか?人と人の関係ですから、なかなか100%信用するのは難しいかもしれません。それは友人同士でも恋人同士でも夫婦でも同じでしょう。ただ、結婚するならばできるだけ信用できる人と結婚したいですね。
なにか不審な点があるとすれば、結婚調査でハッキリさせて安心した付き合いをしていきたいところです。
探偵の結婚調査とは
結婚調査とは結婚相手となるパートナーの身辺調査になります。
身辺調査では氏名や住所を調べる基本的な部分から、日常生活の些細な様子、異性問題や金銭トラブルなどさまざまな調査を行い相手の素性を調べます。
近年はマッチングアプリや婚活パーティー、そしてSNSなど、相手の素性があまりわからないまま交際が始まり、結婚まで至るというケースも増えました。出会いの場が増えたのは良いのですが、素性がハッキリしない分結婚詐欺などのトラブルも発生しています。
そのため、トラブルを事前回避すべく結婚調査を行うケースも増えています。
結婚調査では不安点や不審点を払拭し安心して結婚をしたいとの思いから、本人が結婚調査を依頼するというケースや、子供の結婚相手や交際相手に問題がないかを両親が心配して調査を依頼してくるというケースもあります。
結婚は紙切れ一枚とも言われますが、これから一生を共にするたった一人の人を選ぶ一大イベントです。後悔しない結婚に向けて慎重に決断するためにも、結婚前に結婚相手について詳しく知っておく結婚調査を行う事をおすすめします。
結婚調査を依頼すべきケース
長い付き合いで結婚相手の事はよく知っているし信頼関係もしっかり築けているし、なんの不安もないという事ならば結婚調査は必要ないかもしれません。
しかし、結婚相手について何か不審な点や腑に落ちない事などがあるとすれば結婚調査を検討してもいいかもしれません。
また、相手に夢中になると、冷静に考えられないこともあります。その時は大して気にならないという事でも、よくよく考えてみると結婚相手の行動が不自然であることもあります。
結婚相手の言動としてあまり理想的ではないと思われる下記のような様子があるのならば、結婚調査の依頼を検討してみた方がいいかもしれません。
お金を要求されたことがある
恋愛関係で金銭のやり取りがあってもさほどおかしくはありません。レストランの会計時に「給料日前でお金が無いからとりあえず出しておいて」など少しの間お金を貸しておいたり、代わりに立て替えたりした経験がある人もいるでしょう。
しかし、いくら親しい仲であってもお金の貸し借りはあまり良い事だとは言えません。
あまりにも頻繁に貸してほしいと言ってくることや、高額な金銭を要求してきたとすれば、どんなに正当な理由だとしてもそれが真実だとは限らず、実は結婚詐欺や恋愛詐欺である事もあります。
例えば「友達が財布を落として生活できないから、給料日まで少しだけお金を貸してあげてほしい」と言って友達の代理でお金を要求して来たとしても、お金の使い道が本当に結婚相手の言っている用途に使われているのか怪しく感じる事もあります。
実は友達に貸すのではなく、自分でギャンブルに使っているというとんでもない嘘つきの可能性も。
お金は何度か貸したことがあるけど、いつもちゃんと返してくれるし大丈夫!と思っていても、少ない金銭の貸し借りで返済歴を作って信用させておき、最後に大きなお金を借りて消えてしまうという詐欺師もいます。
また、様々な人からお金を借りて歩いているような借金癖のある人物である可能性もあり、結婚後に金銭トラブルに巻き込まれる危険もあります。
家族に会わせてくれない
結婚となれば二人だけの関係ではなく結婚相手の両親や兄弟姉妹とも家族になるので、挨拶くらいはしておきたいものです。しかし、家族の誰とも会わせてくれないとなると、何か会わせられない理由があると考えられます。
たとえば、実は自称している家族構成とは違ったり、家族は結婚相手をよく知っているだけに何かバラされないか恐れて会わせることを拒否しているのかもしれません。
友人知人関係が不明
類は友を呼ぶとも言われるので、友人関係を知ればその人の人柄や性格がある程度わかるものですが、あまり良い柄の仲間ではないなどで紹介しづらいという事もあります。また、仲間の中では男女問題など色々なトラブルが知られているため会わせる事を避けている可能性もあります。
元から友達と交流している様子もないならば単に友達が少ないだけかもしれませんが、頻繁に飲みに行ったり遊びに出かけたりしているにもかかわらず、頑なに会わせようとしないのには何か理由がありそうです。
出会って間もないのにプロポーズ
結婚する前に相手の事をよく知る事は大切なのですが、結婚まであまりにも早い場合は何か急ぐ理由がある事もあります。
結婚を申し込まれるのは嬉しい事ですが、お互いをまだよく知りもしないのにプロポーズをしてくるのは怪しいかもしれません。
何か良くない事がバレる前に結婚したいと考えていたりお金に困ったりしていて結婚しようとする詐欺師の事もあります。
もし結婚相手に結婚詐欺の前科があったとすれば、疑いたくはありませんが、次はあなたがターゲットになっている可能性もあるのです。
経歴が怪しい
あまりにもできすぎた経歴には要注意です。マッチングアプリや婚活パーティーなどでは好感度アップのためにプロフィールに色々な虚偽が記載されている可能性もあります。
多くの異性から気を惹くためについ出来心で見栄をはってしまっただけかもしれませんが、経歴詐称の行為自体が問題です。
嘘をつくことに抵抗が無い人は虚言癖がある事もあり、経歴だけでなく他にも何か隠蔽や詐称している可能性があります。そして、結婚生活においても平気で嘘をついてくるかもしれません。一つの嘘から、あれもこれも信じられないという不信感に繋がります。
信頼関係は夫婦にとって大切ですが、嘘はその関係を壊す事になりかねません。
結婚を何度か延期されている
結婚の約束はしているけれども、「この仕事が落ち着いてから…」「給料が下がっちゃったからちょっと待ってほしい」など言い訳を繰り返し、結婚を先延ばしにしてくることがあります。単に仕事が忙しくなってしまいやむを得ず延期している事もありますが、何度も延期してくるならば何か結婚できない事情があるのかもしれません。
たとえば、実は既婚者であり、今の配偶者とは離婚しようとはしているもののなかなか離婚してくれないという状況なのかもしれません。
探偵の結婚調査で調べられる事
探偵に結婚調査を依頼するとどのようなことが調べられるのでしょうか?調査で様々な事を判明させることができますので、具体的に見ていきましょう。
氏名、住所、家柄など
まずは基本的な事ですが氏名と住所に偽りが無いか調べてほしいという依頼もあります。
近年はSNSやアプリ、婚活パーティーなど素性がハッキリしない相手と出会う機会が増えたため、名前も知らない人と付き合う事もあります。詐欺師の場合、最初から最後まで偽名を使っている可能性もあります。
また、自宅に行くのを嫌がり住所も知らない、家族にも会わせてくれないといった場合に自宅住所や家柄・宗教等も、本人や家族だけでなく親族に及んで調べる事もできます。
交友関係、生活スタイル、素性
結婚相手がどんな人達と付き合いがあるのか、反社会的勢力と関りはないか、仲の良い友達とはどこへ出かけるのかなど、自分の知らないところで結婚相手がどのような生活を送っているか詳しく調査する事が出来ます。自分といる時はいつも優しい結婚相手が、友達や家族といる時は暴力的であったり、自分以外の異性と浮気している事が判明したり、実は既婚者であったという事実が浮き彫りになる事もあります。
結婚調査では、今まで知らなかった結婚相手の素性を知る事ができるというわけです。
借金、ギャンブル依存の有無
結婚する相手に浪費癖があり、借金やギャンブル癖などがあると金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあるためかなり要注意です。ギャンブルは依存性もあるため、消費者金融からお金を借りてはギャンブルにつぎ込んでしまう事もあります。
借金は利子で膨れ上がり、給料は差し押さえられ、借金取りに追われる日々を送り、最後には自己破産という結果を迎える事になるかもしれません。
夫婦であっても相手の借金を背負う義務まではありませんが、無関係というわけにもいかないでしょう。
そのような事態を避けるためにも、結婚前に借金の有無や浪費癖がないか調べておきたいところです。
職業、収入、評判
結婚後の生活基盤となる経済面は気になるところです。お金が全てというわけではありませんが、生活するにはやはり出費が伴うわけで、結婚相手がどのような企業で仕事をしているのか、収入はどれくらいか、また職場でのポジションや評判はどうなのかというところまでも調べる事ができます。
職場での評判は現在の立場を知るだけでなく、今後出世の見込みがあるかを判断する目安にもなります。
経歴調査
結婚相手の過去を調べる事も大切です。経歴を調べる事でどのような人生を辿ってきたのかを知る事ができます。そして今後の人生に影響する事もあります。
学歴・職歴
本人が自称している学歴や職歴と調査結果が異なる事があります。例えば「有名大学を卒業していると言っていたのに実は高卒だった」「大学卒業後今の職場でずっと働いてきたと言っていたのに本当は毎年のように転職していた」など様々です。相手の学歴や職業を重要視しないという方もいるかもしれませんが、定職にも就かず転々としているようならば、今後も安定した収入はあまり見込めず、生活も不安定になる心配があります。
婚姻歴
過去に結婚歴や離婚歴があると隠したくなる人もいます。一度結婚して失敗したことに恥ずかしさを感じ、バレたら結婚が破談になってしまう恐怖から言い出せなかったという人もいるでしょう。それだけならば真実を知っても許せるという人もいると思います。しかし、結婚歴を隠している理由が、「実は今も既婚者である」といった場合は、即関係を絶たなければいけません。
また、現在結婚してないとしても離婚歴があり、離婚自体は気にならないとしても「子供もいるのに、養育費は未払い」などであれば、その責任感の無さはこれから結婚した後の自分の家庭においても同様にいい加減な行動をとる可能性があります。
探偵の結婚調査はどのような調査方法で行うのか?
探偵が対象者について調べる時、様々な手法を用いて調査を行います。主に行われる調査としては「尾行」「張り込み」「聞き込み」「SNS等ネット調査」「データ調査」などがあります。中には自分で行う事もできる調査もありますが、結婚相手に気づかれてしまうと結婚の破談に繋がる可能性があるので自身での調査はおすすめしません。
探偵は磨き上げられた調査能力と豊富なノウハウで、どこでどのような調査を行うか?誰からどんな情報を聞き出すか?などを見極め、怪しまれることなく対象者の行動を把握したり情報を聞き出したりすることができます。
しかし、探偵でも調べられない事もあります。それは差別に繋がりかねないことや、違法となる調査でしか得られない情報などです。
これはどこの探偵事務所でも同様で、もしこのような調査を行っているとすれば、その探偵事務所は探偵の届け出をしていない悪徳業者かもしれません。
結婚調査を行う際は探偵選びも大切です。「探偵業の届け出をしているか」「違法な調査を行わないか」など、無料相談の時点で確認しておいた方が良いでしょう。
まとめ
結婚する際、後悔とは無関係でいたいところですが、それには相手をよく知る事も大切です。
「結婚なんてしなければ良かった」「こんなはずじゃなかった」「出会ったことを後悔した」そんな悲しい結果にならないように、結婚相手に対して何か不安やハッキリさせておきたいことがあるなら、結婚調査を行うようにしましょう。
また、子供を持つ親ならいつもどんな時も子供の幸せを切に願う事でしょう。最愛の娘や息子が、騙されていないか?結婚して幸せになれるか?とても気になるところだと思います。
親からするとあまり良くない印象の相手だとしても、子供にそれを伝えても信じ切っていれば素直に受け入れてはくれないかもしれません。しかし、プロの調査で分かった事実ならば受け入れてくれるはずです。そしてプロの調査で心配ないとわかれば、安心して結婚を祝福できるでしょう。
人生は一度きりで、後戻りもできません。結婚が素晴らしいものとなるよう、探偵の結婚調査でハッキリさせ、後悔のない結婚生活を送ってほしいです。